大好きなブラジルに帰ってきたと思ったら、知らずのうちに不法入国になってました。その3!!!

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弁護士事務所に行った翌日、早速弁護士さんが連邦警察まで行ってきてくれました。

気になる結果ですが、、、、

罰金は支払う必要があるとのこと。

連邦警察のシステムには「鈴木太郎」という人間が入国した形跡が全くないため、やはり僕は不法入国をしたという認識らしい。

 

それにプラスして書面に「3日以内にブラジルから出国せよ」という命令が出ていたにもかかわらず、すでに滞在は5日目。

罰金を払ったとしてもこの不法滞在に対する罪として、連邦警察に見つかれば拘留、さらに悪ければ刑務所行きという最悪の展開に。。。。

 

ちなみに2日後には、友達に会いにブラジル国内のポルトアレグレまでを飛行機移動する予定。。。

弁護士さんとしては、空港でパスポートを見せることも控えたほうがいい、だからポルトアレグレ行きは諦めなさいとのこと。

 

要点をまとめると

 

・罰金は払わなければいけない

・不法滞在で逮捕の恐れがある

・ポルトアレグレ行きはあきらめなければいけない(チケット代も無駄に)

 

思っていた以上に、最悪の結果となってしまいました。

こうして、僕は何も悪いことをしていないのにも関わらず、不法入国・不法滞在の二つの犯罪を犯している状況になったのです。

 

またまたご夫婦に大変お世話になりました!!!

この内容をJさん・Yさん夫婦に報告。

そうしたら、Jさんがパスポートなしでも飛行機に乗れる抜け道を見つけてくれたんです!

それは、パスポートとビザをカラーコピーして、役場でこの内容は本物だよ!という認証をしてもらうというもの。

 

実際に役場で本物と内容を見比べるので、認証されればそのコピーが本物として扱われるということ!

コピー認証1枚であれば、入国スタンプを確認される恐れはないし、国内線であれば本人確認程度ということで、通れるんじゃないかとのこと!

 

すぐに役場に行き、コピー認証を取ってきました!

それがこちら!

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これを持っていれば、本人の身分証となるようなのです。

正直、役場にてパスポートを見せるのもドキドキしましたが、特に何も言われずに一連の手続きが終了。

 

これでパスポートなしでも飛行機に乗れる方法を確立しました!

 

問題は僕が不法滞在をしているということ

ただ怖いのが、僕が連邦警察に言われた出国期日を過ぎて滞在しているため、見つかったら捕まる可能性があるということ。

弁護士さんからもそこを大分注意しなさいと言われていました。

 

そこでもう一度日本領事館に連絡をして、事情を説明。

僕が質問をしたのが、実際に不法滞在をして捕まった日本人がいるかどうかということ。

そうしたら領事館からの答えは、

「実はブラジルに不法滞在をしている日本人は大勢いるのですが、捕まった人というのは聞いたことがないですねぇ。」

というもの!

不法滞在がダメなことだとされていても、わざわざ一人ずつ捕まえるなんてことは連邦警察はしないようです。

 

そうなれば!!!!

ポルトアレグレに行くしかない!!!

 

ちなみに僕のことをこんな状況にしてくれたバス会社のオフィスもポルトアレグレにあると判明!なんたる偶然!!(これまたじょうたろうさんがわざわざバス会社に連絡して調べてくださいました。本当にありがとうございます!!!)

ポルトアレグレに住む友達には事情を事前に説明していたので、それはバス会社に文句を言いに行こうと決定!

 

ちなみに友達のお父さんは弁護士、そして友達自身も弁護士になるために大学の法学部に通っている4年生。

文句を言いに行くには、これほど心強い仲間はいません!!

 

ポルトアレグレへ向けて、いざ空港へ!!!

ほんの数日前には、ポルトアレグレ行きを諦めようとしていたのに、じょうたろうさん・ゆりさん夫婦のおかげでなんとか行けるところまでこぎつけました!

 

念には念をいれて、2時間半前には空港に到着!

そして航空会社のチェックインにて、パスポートのコピー認証を見せる。

(怪しまれるといけないから、堂々とそして笑顔で挨拶。)

 

すると、チェックインのお兄さん

「君、パスポート持ってないの?」

(やばい、やっぱり聞かれた。でも僕には秘策がある。)

 

パスポートを持っていないか聞かれる可能性は存分にあると思っていたので、コピー認証が身分証になるというブラジル政府の証明文を提示。

 

「あーこれね、ブラジル人のみの適用なんだよ。だから君はパスポートがないとチェックインはできないんだよ。」

 

えーーーーーー!?そうなの!!???やばい、どうしよう!!!

 

ここでパスポートを出したら怪しまれると思い、

「あ、これで飛行機乗れると思ったからパスポートは家に置いてきちゃったんだよ。でも近くだから取ってくる。最終チェックインは何時?」

と切り返し、あと2時間あるとの回答を得て、その場から離脱!!

 

内心、本当にどうしようどうしようと心臓がバクバクしていましたが、家にパスポートを取りに行くと言った手前、空港内にて時間潰し。

 

ただ本当にパスポートを提示して通れるか、という疑念が頭の中を駆け巡り、快適な空港内で冷や汗だらだらの僕。

 

1時間ほど時間を潰し、再度チェックインカウンターへ。

さっきのお兄さんがいないことを祈りつつ列に並ぶと、しっかりその場にいらっしゃって僕にガッツポーズしてくる。(時間内に戻ってこれて良かったね!という意味だと思う。)

僕もガッツポーズと笑顔で返答。(内心はそんな余裕なかったけど)

運良く今回のカウンターは別のお姉さん。

パスポートを見せてと言われ、自分の顔写真のページをわざと開いたまま渡す。

この時の私、(頼むからスタンプのページは見ないで!!!!!)とドキドキ。

 

すると、ちらっと顔写真の見ただけですんなりチェックイン終了。

チケットを貰って、何番ゲートね!と説明を受ける。

 

この瞬間、ポルトアレグレに行けることが決定しました。

 

いざポルトアレグレへ!1時間半のフライト!!

今回ポルトアレグレでお世話になるのは、前回のサンパウロ滞在で知り合ったAlanaという女の子。イタリア系ブラジル人のため、顔立ちはヨーロッパ系です。

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前回サンパウロのホステルに泊まっていた際、そこのホステルでお兄さんが働いているといことでAlanaも遊びに来ていたんです。

彼女は日本の文化がすごく好きだということで意気投合!そこのホステルに僕が1週間ほど滞在していたため、その間にめちゃくちゃ仲良くなり、絶対ポルトアレグレにも来てね!と誘われていました。

 

南米の最後はサンパウロから飛ぼうと決めていたので、その前にちょっとポルトアレグレに寄り道。1週間ほどホームステイさせてもらうことに。

 

ポルトアレグレの空港に到着し、ロビーにてAlanaとお母さんのIsabelさんが迎えにきてくれていました。

 

Alana同様お母さんもめちゃくちゃフレンドリー!そして美人!

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空港に到着するなり

「ここから近いからバス会社へ行こう!」とAlana。

彼女もそのバス会社に対して相当怒ってくれていたようです。

 

お母さんもすごく正義感が強いようで、こんなの絶対許せないわ!とのこと。

彼女も弁護士なの?と聞くと、歴史の先生ということでブラジルで本も出版されているようです。

とてもインテリジェンスなご家族でした!

 

 

バス会社に直接文句を言いに行ってきた!!

じょうたろうさんに調べてもらった住所を頼りに、空港からバス会社へ!

Alanaのお母さんともすぐに打ち解けて、

 

「太郎がブラジルにいたいなら、もううちの家族になればいいわ!Alanaと結婚するか、私の息子に養子で入る?」

 

とのこと。

正直それも悪くない、、、日本の家族には僕の帰国を諦めてもらおう。。。

なんて思ってしまいましたが、やはりそこはちゃんとしなければいけません。笑

 

こんな会話をしているうちにバス会社へと到着。 

受付を済ませマネージャーさんが来ると、お母さんが全てを説明してくれました。

僕が大きなトラブルに巻き込まれているとなって、社内は騒然!

色々な部署のマネージャーが来てどうすればいいかと話しているよう。

思った以上に協力的だったので、関心しているとAlanaが

「さっきお母さんが、うちの家は弁護士で私のことも法学部の4年生でこれから弁護士になるって紹介したの。まぁちょっとした脅しよね。フフフ。」

なんとお父さんが弁護士ということを紹介して、バス会社が何もしないなら法廷へと持ち込むわよ的なことを言ってくれたらしい。笑

時間はかかっても、バス会社は大きな金額を払わされることになるから僕の問題をどうにかしようと躍起になっていたみたい。

 

やはりこの二人について来てもらって本当に良かった。。。

頼りになりすぎました。

 

結局、罰金は全てバス会社が払うことに!

オンラインにてその場で決済をしてもらい、支払い完了の照明をプリントしてもらいました。

そして連邦警察にもバス会社から電話をしてもらい、問題の取り消しを依頼。

その後僕らは空港の連邦警察へ行くことに。

 

バス会社を去る時に、マネージャーから日本語で言われた

「Mr. 鈴木さん、すみませんでした!」

という一言が気持ち良すぎました。

 

そして空港の連邦警察へ、やっと問題解決と思いきや?!

バス会社から連邦警察にも連絡してもらっていたので、これで解決するとルンルン気分の3人。空港の連邦警察へ行き、また事情を説明。

やっと入国スタンプをもらえるかと思いきや、言われたことは今すぐブラジルを出なさいとのこと。

 

えーーーー!!!!!なんでそうなるの!?

 

と思い、お母さんとAlanaが色々と説明してくれましたが、やはり不法滞在の件については取り消しにはできないらしい。

すぐにブラジルから出国して、また入ってくれば大丈夫だからアルゼンチンかウルグアイへと出国してきなさいと言われたのです。

不服でしたが、さすがに警察に言われることは従わなければいけません。

 

ここでAlanaが

「じゃあウルグアイへ行こう!」

と一言。

 

ポルトアレグレはブラジルの中でも南に位置しているため、5時間のドライブでウルグアイへ行けるそうなのです。

でも流石ににそこまでしてもらうのは悪いと思い、いやいや自分一人で行くから大丈夫!と伝えると。

「大丈夫よ!だって連邦警察へ着いた時に誰かが説明してあげないといけないから!私たちも一緒にいくわよ!」

とAlana。

 

この日はすでに夕方になってしまっていたため、明朝の早くにウルグアイに向けて出発することが決定しました。

 

朝6時、ウルグアイに向けて出発。

昨日一日動き回ってくれて疲れているはずなのに、朝早くから車をだしてくれるAlanaとお母さん。

ウルグアイまで片道5時間という長時間の運転!

それでも行こうと言ってくれる二人に対し、本当に感謝の気持ちしかありません。

車の中では僕の旅の話をしたり、お母さんが日本の教育システムに興味を持っていて、その説明をしたり、すぐに時間が過ぎていきました。

 

そして5時間後、ブラジルとウルグアイの国境の町へと到着。

そこで向かったのは国境の連邦警察。

ここで出国のスタンプを押してもらわないといけないためです。

ここでも昨日同様説明をしてもらいました。

すると、ある一人の警官が日本語で

「私、日本語わかりますよ。日本で大学に通ってました。鈴木さん大変でしたね、でもこれでもう大丈夫!ウルグアイへ一度出国して、またこちらに戻ってきてください!」

とのこと。

 

めちゃくちゃ日本語がお上手!

色々と話を聞いてみると、その方は神戸大学へ3年間留学されて、国際経済について学んでいたとのこと。当時は国際経済の先生になるつもりだったけど、やっぱり心変わりして連邦警察へと就職したらしい。

 

えー!なんでそこまで方向転換したの?どうして?と聞くと、ここ(連邦警察)の方が気楽だからだよーなんて笑ってました。笑

 

これでブラジルからの出国手続きが完了!

そこからウルグアイへ向けて出発!

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ウルグアイへ入ると、イミグレで入国のスタンプ手続き!

この国境の町は免税店が立ち並び、買い物を目当てのウルグアイ人やブラジル人がよく来るそうです。

Alanaとお母さんもいろいろな免税店に入り、化粧品だったり日用品などをよく見てました。

 

二人にはお礼を兼ねてお昼をご馳走し、あとはせっせと二人の荷物持ち。笑

 

ついにやっとこの瞬間が。。。

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2、3時間ほど時間を潰してウルグアイを出国!

 

一度出国してまたブラジルへと入るため、もう何の問題もなしです!!

そして先ほども訪れたブラジルの連邦警察へ!

 

日本語がペラペラの方もまだいらっしゃって、これで大丈夫だよ!と3度目のブラジル入国スタンプを押してもらいました!

 

これで晴れて自由の身!!

自分が悪いことをしたわけではないけれど、やはり犯罪者という肩書きは居心地が悪いものです。。。

 

本当に本当に無事に終えることができて良かった!!!

今回の件で助けてくれた、Jさん、Yさん夫婦。

そしてポルトアレグレでバス会社に乗り込み、そしてウルグアイまで行ってくれたAlanaの家族には本当に感謝しきれません!!

 

本当に本当にありがとうございました!

 

やっぱり僕はブラジルが大好きです!!

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