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【INTERVIEWS】 留学生の立場から中国全土のTV出演へ! 北京語言大学 大空みおさん

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学生からの卒業という瞬間を考えた時に、自分が何を学んだのか疑問に思ったという大空みおさん

社会に出る前に、もう一度自分自身で何かを身に付けたいと中国に飛び出し、語学の勉強に加えて、テレビ出演も果たされています。

彼女がなぜ一人で中国に飛び出したのか、今彼女が考えていることについて伺いました!

隣国の大国、中国を知るために日本を飛び出す。

鈴木:まずは自己紹介と今までの簡単な経歴を教えていただけますか? 

 

大空:大空(佐藤)みおと申します。現在22歳、早稲田大学の4年生で現在は早稲田大学を休学して、中国の北京にある北京語言大学で中国語を勉強をしています。ちなみに母がアイヌ人で大空というのはアイヌの苗字なんです。

 

鈴木:おぉ!それではみおさんはアイヌ人のハーフということなんですね!初めてアイヌに関わりのある方とお話ししたので、感動しています!早速ですが、なぜ中国で勉強しようと思われたんですか?

 

大空:高校生の時に英語圏に留学していたので、次は英語圏じゃないところで勉強したいと思っていたんです。それで、次の国を考えた時に隣の国だし大きい国である中国で勉強してみたいなと思ったのがきっかけですね。

 

自分が大学で何を学んで何を身につけたのかわからなかった。

鈴木:でもなぜ大学を休学してまで留学をしようと思ったんでしょう?

 

大空:早稲田大学では政治経済を学んでいたんですが、私自身しっかり勉強したという実感がなかったんです。そしてこのまま社会人になってしまったら大学時代に私は何をしたんだろうと考えてしまって。それで、一念発起して中国語を身につけてから卒業したいって思ったのが理由ですね。

 

鈴木:そこで語学を身につけたいと思ったのは、将来海外で働きたいなどそういったビジョンがあったからなんですか?

 

大空:そうですね。将来働くのであれば、グローバルに活躍できる仕事に就きたいと考えています。そのためにも英語と中国語を話せた方が活用できるかなとも思ったんです。

 

鈴木:英語圏には一年留学をしていらっしゃったと仰ってましたが、その英語をさらに伸ばそうとは思わなかったんですか?

 

自分はネイティブになることは出来ないと感じた。

大空:はい。前回の留学の際に感じたのですが、どれだけ語学を頑張っても私はネイティブ以上には話せないということを感じたんです。なのでこれは私の考えですが、ある一定のレベルまで言語が話せるようになれば私はそれでいいと思っています。言語は話すためのツールの一つでしかないですし、正直自分が伝えたいことをちゃんと伝わればいいと思うので今回は違う言語にチャレンジしました。ちなみに将来ビジネスで外国語を使うとなったら、ビジネスの場面での言葉や言い回しを覚えればいいなと考えています。留学でしっかりと基礎ができれば、そのあとは応用をしていけばいいですからね。

 

鈴木:でも中国で生活していたら、以前学んだ英語を忘れたりはしませんか?

 

大空:確かにその可能性はあるかなと考えていたんです。でも実際にこちらで生活をしてみたら、一緒に授業を受けているのは世界中から来ている留学生なんですね。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの色々な国から。そうすると、まだみんな中国語がちゃんと話せるわけではないので授業外でのコミュニケーションは基本的に英語になるんです。そうなると実質2ヶ国語を学んでいる状況になって、お得なんです。笑

 

鈴木:おー!確かにそれは良い!素晴らしい環境ですね!

 

大空:あと中国語に関しても、世界中の色んな国に中国の方って住んでいるじゃないですか。なので私がどこか海外に行ったとしても、色んな場所で中国語を使えるチャンスがあるんですよ。笑 私が聞いた話だと、もし英語と中国語が出来たら世界中の約6割の人と話せるって言われているそうなんです!

 

鈴木:世界中の6割‼ものすごい数ですね‼

 

大空:そうなんです。それにそんなに多くの人と話せるのであれば、今後私が誰かを助けてあげたり、逆に誰かに助けられる可能性もあると思いますし、自分の強みになると思っています。

 

住んでみるまではそこがどんな場所かはわからない。

鈴木:この中国留学は事前から計画をされていたんですか?

 

大空:いえ、そんなことはないんです。笑 実は私がこの中国留学を決めたのは、留学に出発する一ヶ月前だったんですよ。笑 自分の中で中国で勉強しよう!って決めて、北京語言大学の寮の手配などを自分で留学エージェントを通して取って、早稲田大学を休学して。全部手配を済ませてから親に事後報告しました。笑

 

鈴木:よく親御さんに反対されなかったですね!笑 

 

大空:親には全く反対されませんでした。でも、友人や周囲からは色々言われましたよー。笑

PM2.5とか反日が多いとか、すごく心配されましたね。でも実際住んでみると、全く危ない目にもあってないし、確かに空気はちょっと淀んでいるかなと思うときもありますが、もっと多くの人に中国は良いところなんだよ!っていうのを知って欲しいと思っています。

 

鈴木:確かに住んでみるまでは、その場所がどんなところかなんて分からないですもんね!

日本人は先入観で物事を考えることが多々ありますからね。現在大学に通われている時以外はどんなことをされているんですか?

 

中国は大きなチャンスがある国、留学生という立場からTV出演者へ 

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大空:現在は大学以外の時間、中国語の塾に通っています。

 

鈴木:え、塾ですか?

 

大空:はい。笑 実は先日中国語のテレビ番組出演が決まって、それがお見合い番組なんですね。笑 そこに私は唯一の日本人として出演しているんです。先日収録したものでは、中国語が喋れないキャラでウケたんですが、やはり言葉が話せないのは悔しくて。番組の中で恋愛観や結婚観などを聞かれても、日本人の考えを伝えられないということが嫌だなと思ったんです。なので、現在はその番組のために必死で勉強しています。笑

 

鈴木:もし良ければ教えて欲しいんですが、どういった経緯でその番組に出演することになったんですか?

 

大空:私の友人のモデルさんがいて、その方のレギュラー番組で日本のお酒を紹介する女の子のオーディションがあったんです。それに応募して、受かって出演をしたら、その先でまた共演者の方に違う番組に興味がないかって言われて、このお見合い番組に推薦してもらったんです。そこでまたオーディションを受けて、そこに受かって今出演しているという感じですね。 

 

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鈴木:なんだかすごくトントン拍子で進んでいってますね!笑 ちなみにこちらで芸能活動をしていこうとは考えていないんですか?

 

大空:そういったことは考えていないですね。というのも私は歌やダンスが出来るわけではないですし、今は偶然が重なってこうやってテレビに出演させて頂いているだけですので、今後も続けていこうとは思ってないですね。笑

 

 

中国では若者が行動を起こすパワーを持っている。

鈴木:今中国に住んでいて感じる、魅力というものはありますか?

 

大空:若い人たちのエネルギーが本当にすごいです。彼らは新しいアイディアやムーブメントを形にしよう!ってなると、その行動がすごく早いんですね!日本だと学生が新しいものを作るってことや、イベントを開催するってなると結構白い目で見られることもあると思うんです。でも中国では、そういったことをやることに対して反対されるなんてことはほとんど無いし、みんなが参加しようとしているんですね!そういった点に関して、私はこのパワーがすごく魅力だと感じています。

 

日本人はもっと海外に進出して、日本人のネットワークを広げるべき。

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鈴木:最後の質問になりますが、現在日本の若者が内向的・なかなか海外に出て行きたがらないと言われていますが、その点に関して何か意見はございますか?

 

大空:上手く言えないんですが、「ちょっと怖い」かなと思います。何でかと言うと、彼らは海外を見ているわけではないのに日本が一番だと言っているようなものじゃないですか。それは彼ら自身が人生の視野を狭めてしまっているようなものですよね。もちろん海外を見た後で日本が一番だと言うならそれは良いんじゃないかと思うんですが、まだ見ぬうちから決めつけるのは勿体ないなと感じます。それに、中国は今すごい勢いで伸びているんです。北京でも日々新しいビルができて、多くの会社が盛り上がりを見せているんですね。また先ほども言いましたが海外の色んな場所に中国の方は生活をしていて、そこでビジネスを展開している方も大勢いらっしゃいます。海外における中国人同士のビジネスネットワークっていうのは凄いんですよ。それに比べて今の日本の若い年代の人たちが国内に根ざしてしまっている。近い将来、国際的なビジネスという場面において、中国のビジネスマンと日本のビジネスマンでは圧倒的な情報力やネットワークの差が出てきてしまうんではないかとも思います。そういったことを念頭に入れて、日本人はこれから海外に出ていく必要性というのを感じた方がいいと思いますね。

 

鈴木:確かに中国人の世界におけるネットーワークというものに比較したら、日本人のそれは圧倒的に規模の小さいものになってしまいますね。それは将来の国力の大きな問題になるかと思います。本当に今の若い世代に伝えたいですね!とても貴重なお話、ありがとうございました!

 

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