インタビュー

「その場所にあまりない仕事を自分が生み出すことによって、自分の存在価値とする」 L’attrait Asia 板野雅由さん

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皆さんはタイ・バンコクの街並みというとどういったものを創造しますか?

小さい家々が並んだ路地、崩れかけているような木造家屋?

きっとまだまだ東南アジアが貧しいといったイメージを持たれている方も多いかと思います。

 

でも、今やバンコクは

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こんな高級マンションが都心部には建っていたり

 

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125階建て、高さ615メートル(スカイツリーと同じ高さ)の超高層ビルの建設が決まったりしているアジア有数の大都市になりつつあります。

 

そんなバンコクにて、ファイナンシャルプランナーから不動産ビジネスのプロ集団であるL’attrait Asia Thailandの代表に転身され、またご自身でも(グロビジ!)という日本人向けの海外情報発信ブログを運営されている板野雅由さんにお話を伺いました。

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ちなみに(グロビジ!)は板野さんが個人で仕事と両立させながら運営されているブログで、月間約20万PVを記録している有名ブログ!

 

125階建てのビルについての記事もこちらに書かれています!

 

 

鈴木:本日はよろしくお願いいたします。では現在のお仕事の内容について教えて頂けますか?

板野:こちらこそよろしくお願いいたします。現在はL’attrait Asia Thailandという会社にて代表を務めております。主な仕事内容については不動産の販売・賃貸の仲介、そして今後はタイにてマンションの開発も行っていくつもりでいます。現在は日本にある不動産屋さんと一緒で、タイのディベロッパーが作ったものを仲介しているような形です。

ちなみにL’attrait自体の話をしますと、L’attraitは日本国内でマンションの開発をしている日本の建設会社で、JASDAQにも上場をさせて頂いております。

 

鈴木:タイに来て3年とのことですが、それまでは何をされていたんでしょうか?

板野:日本にいた時はファイナンシャルプランナーをやっていました。

20歳の時から株などの投資に興味があって、実際にやっていたんですね。やはり自分がすごく興味があったことだったので、その過程でファイナンシャルプランナーの資格をとって、投資だけでなく保険やライフプランのお話を色んな方にさせて頂いていましたね。

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鈴木:どういったきっかけでの不動産業界への転身だったんでしょう?

板野:元々、個人的な趣味として色んな国を旅行だったり旅をすることが好きだったんですが、やはり海外で仕事がしたいと思ってタイへ来たのがきっかけですね。

具体的に言うと、ある事業家の方にお会いして、その方にタイで一緒に不動産の仲介業をやらないかと誘って頂いた時に、

「あ、これは面白そうだな。」

と思ったことが一番のきっかけです。笑

 

鈴木:アジアの中での進出先として、なぜタイだったんでしょうか?

板野:当然、進出の前にはASEAN各国の調査をしまして、その中でインドネシアなんかは人口も2億人を超えていて、ここは面白いって話になったんですね。

その後法律を調査して分かったのが、コンドミニアム(マンション)に関する法律っていうのがインドネシアにはなかったんですよ。

一応法律はあるんですが、ちゃんと外国人に対して物件の権利を保障するものではなかったんですね。

これがどういうことかというと、外国人が物件の権利を保障されていない場合、せっかく外国籍の方がマンションを買っても法律的にそのマンションがその人のものだという権利が保障されてなくなってしまうんです。

そうなるとそういったコンドミニアム法といったちゃんとした法律がある国でなければいけなかったので、インドネシアはダメだなと。

そうなった時にマレーシア・シンガポール・タイが候補として残ったんです。

この三つの中では、非常に経済が伸びていたこと、そして物件が300万円くらいから購入でき、購入者にとって買いやすいといった点でタイに決まりました。

 

鈴木:現在はどういった客層の方が多いんですか?またお客様は移住先なのかそれとも別荘として購入されているんですか?

板野:そうですね、以前は日本人が100%でした。

しかし、最近では少し変化がありまして、香港や台湾といった中華系の方々が増えています。

ですので、現状としては日本人8割、中華系2割といったところです。

移住先や別荘として購入される方もいらっしゃるんですが、実は不動産投資を目的に購入される方が一番割合的に多いんですよ。

日本でも東京でワンルームのお部屋を買って家賃収入を得ている人なんかもいますけど、それと同じですね。こちらでもマンションを買って、貸し出して賃料を得ているといった形になります。

 

鈴木:もし可能であれば3年前からの売り上げの変化について教えて頂けますか?

板野:はい。笑

売り上げとしては、毎年約20%程の伸び率でして、今年も前年は超えていく予想です。

あとはもちろん為替の動きによって売り上げは変化をしていきます。

今年の頭なんかは円安の影響があったんですが、現在はタイバーツも下がってきていますので年初に比べると状況は好転していっています。

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鈴木:タイでお仕事をされてみて、苦労などはありますか?

板野:日本と比べると全然違いますね!

例えば、日本だったら買った商品が壊れていて問い合わせをしたら、当然その日のうち、遅くても翌日にいは返事がきますよね?

タイではそれが全くないんです。笑

この国ではレスポンスが悪い、または言っても全然やってくれないといったことが日常茶飯事として起きます。

例えば、タイの物件というのはまだ建物が完成していないくても売ることが可能なんですね。更地の状態で売りに出すことができるんです。そのために、これから建つ建物についての質問が日本人のお客様からタイの業者にいくわけですが、業者が全然対応しなかったり、連絡を返さないんですよ。

そうなった場合は、私たちが直接行って話をつけています。

鈴木:直接行った場合はちゃんと対応してもらえるんですか?

板野:電話で話すよりはマシです。笑

なので、私たちが念頭においているのは、いかにお客様への返答のタイムラグを減らすか、お客様の心配ごとを無くすかといったところが一番のポイントです。

 

鈴木:正直、もうタイで仕事をしたくないと思ったことはありませんか?

板野:それが全然ないんですよ。笑 本当に全然。

というのも仕事の考え方の違いなんですが、今私は不動産のビジネスをしていて、日本で同じビジネスをしようとすると、それこそライバルは何十万人といるわけですね。

宅建の試験会場に行ったら、一会場だけで何十人。一都道府県じゃないですよ?

もうお分かりかと思いますが、希少性とか存在価値の問題なんですね。

そして、タイでタイの不動産の売買をガッツリやっている日系企業というのは、多分数えても片手で数えられるくらいです。

本当にこの場所で不動産一筋でガッツリやっている企業というのは、とても少なくてそれだけ希少価値があるんですよ。

 

鈴木:日本の若者はなかなか海外に出たがらないといったことを言われているのですが、板野さんはそういったことについて何か意見はありますか?

板野:そうですね。先ほど申し上げた通りなんですが不動産業もこのタイという地域だからこそ、私のやっていることが存在価値を持っているんですね。自分が外に出るのがどんどん遅くなると、その待った分だけライバルは増えていきます。それなら先に出た方が圧倒的に有利だと思います!

 

鈴木:たくさんのお話をありがとうございました!それでは、最後に今外国語を勉強している学生や、海外に行ってみたいと思っている若者、このブログの読者にメッセージをお願い致します!


L’attrait Asia Thailand 板野雅由さん

 

あとがき

日本にいる若者というのは、新しい世界に飛び込んでいかない理由として、これができない・あれができないといったマイナスの理由を最初に持ってくる人が多いような気がします。でもそういった世界に飛び出している人というのは、ここなら自分がこれをできる、こういったチャンスがあるというようなプラスの思考を考えているのではないでしょうか。

板野さんがまさにそのお手本である、

「その場所にあまりない仕事を自分が生み出すことによって、自分の存在価値とする。」

こういった考えを持つ日本人が増えたら、世界各地でこんな面白いビジネスをしている日本人がいる!といった風に、今後海外で活躍の場をさらに広げられるかもしれません。

板野さん、貴重なお時間をありがとうございました!

 

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著者プロフィール︎

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鈴木太郎(Suzuki Taro)

旅するフリーランサー、1989年8月13日生まれ。 サントリーに3年勤務後退職し、海外で活躍する日本人をインタビューしながら世界一周をするプロジェクトを実施。 アメリカDisney Worldスタッフ、サントリー酒類営業、MATCHA地域統括マネージャーなどを経て、現在はフリーランスとして活動中。Webサイト制作やWebメディアでのライターなどをしています。パリ在住。

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